[読書] ハリーポッターと炎のゴブレット

といっても借り物だけど。借りっぱなしになっていたのを催促されたので、返す前にと思って一気に読んだ。面白いけど、主要人物の心理の動きが唐突すぎて違和感を覚える。いろいろと詰めこみすぎて、一つ一つの事件の描写が甘いのかも。よく言えば展開がスピーディで映像的描写に優れている。とはいえ面白い本ではある。でも高いよね、これ。小部数しか売れない可能性があった1巻はともかく、ベストセラーが確実視されている現状なら、もっと安くできるんじゃなかろうか。Amazonで原書買った方が安いというのがなんとも。そんなわけで、今後も自分のためには買わないだろうなーと思う。でも自分に子供がいたら買ってあげちゃうだろうな。子供時代に寝ずに読んでしまうような面白い本に出会って、読書の快楽を知ることのできた人は幸せだと思う。

ついでにマイケル・ムーアの「アホでマヌケなアメリカ白人」を読んだけど、どぎつすぎて好みに合わなかった。翻訳が悪いのか、それとも原文がこういう文章なのか。党派的論争をしたくないので、これ以上は書かないことにしておこう。